研究内容一覧

細胞生物学I

細胞生物学I 細胞小器官である線毛の構造と機能を研究しています。
特に一次線毛はからだのあらゆる細胞に存在することから、その研究対象となる臓器もさまざまです。
現在は主に胸腺、歯牙、神経系に焦点を当てて研究を行っています。

細胞生物学II

下垂体の毛細血管 (有窓性) に関して、その構造が形成されるメカニズム、神経内分泌との関係に焦点を当てて研究を行っています。
下垂体のみならず内分泌系の毛細血管の生物学への応用が広がります。


腫瘍診断学

大気圧型質量分析装置と機械学習を組み合わせたユニークながん診断支援装置を用いた研究を国内外の大学、企業と提携して進めています。
現在は膵臓癌にターゲットを絞っていますが様々な癌の診断に応用可能です。


外科解剖学

人体の肉眼解剖学的構造はその多くが明らかにされている様に思われるかも知れませんが、視点を変えるとわかっていないことがまだ多く残っています。
外科手術の進歩に合わせた新たな肉眼解剖学の必要性を追求します。

神経科学

脳には多くの神経回路があることが知られていますが、現在はまだその一部が解明されているに過ぎません。
未知の神経回路の探索とその機能に関して研究を進めています。
脳の地図をつくる上で重要な仕事です。

医史学・バイオエシックス

「過去を直視しないものは現代にも盲目となる」Wer seine Augen vor der Vergangenheit verschließt, wird blind für die Gegenwart.” (Weizsäcker, R) という言葉があります。
医学の歴史を知ることで現代の研究や医療にも生きる思考軸を養い、現代のバイオエシックスを考察すること可能となります。

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